1987年(昭和62年)
横浜教区 設立50周年
横浜司教区は50周年を迎え、宣教共同体をめざして教区刷新運動を開始。翌88年、濱尾司教は、横浜教区を16地区に分け、各地区に福音宣教委員会を設置。小田原教会は神奈川第6地区に所属し、小教区の枠を越えて諸教会と交わり、共同宣教司牧の道を歩み始める。
1989年(昭和64年 平成元年)
小田原教会 創立110周年
信徒募金によって、教会にオルガン(西ドイツ、アールボーン社製、DS16)を購入。
1992年(平成4年)
7月 ヌベール愛徳修道会 小田原修道院を再開。
1997年(平成9年)
4月 日野武満師離任、石川裕之師着任。
石川師の指導で典礼委員会を設置、旧来の典礼から第2ヴァチカン公会議の典礼刷新による新しい典礼に移行する。
カトリック箱根教会が、小田原教会小教区の帰属となる。
10月5日 小田原教会の守護聖人「幼いイエスの聖テレジア」帰天100周年のミサ。
1998年(平成10年)
濱尾司教 ヴァチカン教皇庁 移住・移動者司牧評議会議長に就任
横浜教区管理者 木村義男師就任
小田原教会に「福祉の会」が発足し、路上生活者支援など福祉活動に取り組む。
1999年(平成11年)
小田原教会 創立120周年
横浜教区 第7代教区長 ラファエル梅村昌弘司教着座
2月7日 新玉幼稚園、園舎落成感謝ミサ。幼稚園が、創立以来の宗教法人横浜教区小田原教会から学校法人聖トマ学園の所属に変更。
10月3日 小田原教会創立120周年感謝ミサ
2000年(平成12年)大聖年
2月 福祉の会が主催して「ゼノ、限りなき愛に」映画会を市民会館で開催。収益は小田原市福祉基金に寄付。小田原教会福祉の会、日本基督教団小田原教会、小田原クリスチャンセンターの協働で、路上生活者の生活支援を開始。
4月 石川裕之師離任、河野淳師着任。
2001年(平成13年)
5月27日 箱根教会 創立50周年記念ミサ、祝賀会
7月 小田原教会 「聖体奉仕者」を導入。(後に「聖体授与の臨時の奉仕者」に名称が変更される)
2003年(平成15年)
共同宣教司牧準備会 神奈川県で開始。
12月6日 第1回「ふれあいコンサート」開催(聖堂にて)。収益はユニセフに寄付。
2004年(平成16年)
2月29日 梅村司教司式による横浜教区合同の洗礼志願式(藤沢教会にて)
10月24日 小田原教会で、初めて司祭不在の「集会祭儀」が信徒によって執り行われる。以降、月に一回程度集会祭儀が実施されるようになる。
2005年(平成17年)
教皇ヨハネ・パウロ2世 帰天(84歳)、ベネディクト16世 教皇着座
2006年(平成18年)
第6地区 主日のミサ担当の司祭ローテーションを導入。
11月25日 第2回「ふれあいコンサート」開催。収益は「世界の子供にワクチンを–日本委員会」に寄付。
2007年(平成19年)
ヌベール愛徳修道会 小田原修道院を閉院。
2008年(平成20年)
4月 河野淳師離任、岡村厳師着任。
4月1日 横浜教区 地区福音宣教委員会に代わり、地区共同宣教司牧委員会を発足。地区に属する複数の司祭とともにキリストを中心とした交わりとしての教会作り、信徒、修道者、司祭の三者が協働して、宣教の使命を果たすことを目指す。第6地区は、茅ヶ崎、平塚、大磯、二宮、国府津、秦野、小田原(箱根を含む)、真鶴の9教会と7修道院で構成。「教会委員長」「典礼」「宣教」「福祉」の4部会の活動と「全体会」年3回の開催。
2009年(平成21年)
小田原教会 創立130周年
10月4日 130周年感謝ミサと往時の写真展。記念事業として、ルルドの聖母像の化粧直し。マリア学院に図書コーナー設置。教会資料の収集・整理。小田原教会百年記念誌の増刷。小田原教会紹介リーフレットの作成。
2010年(平成22年)
小田原教会バザーに、箱根、真鶴、国府津の各教会、外国籍グループも参加。第6地区の合同ミサ・合同堅信式が実施されて、第6地区の交流が盛んになる。
2011年(平成23年)
3月11日 14時46分 東日本大震災が発生
10月 小田原教会バザー実施。収益は東日本被災地に寄付。
11月 第6地区宣教部会主催の朗読音楽劇「葉っぱのフレディー」上演。当日献金は東日本被災地に寄付。
2012年(平成24年)
4月 岡村厳師離任、高野哲夫師着任。
第6地区福祉部会 福島市にある私立「桜の聖母短期大学」での被災者学生支援を5年間継続することを決定。
11月24日 横浜天主堂献堂150周年、日本再宣教150周年、横浜教区75周年 記念講演・感謝ミサ開催(パシフィコ横浜国立大ホールにて)。小田原教会から35名が参加。
12月 小田原教会の公式ウェブサイトを公開。
2013年(平成25年)
3月13日 ベネディクト16世 教皇退位、フランシスコ 教皇着座
2014年(平成26年)
3月 高野哲夫師離任、和野信彦師着任。
2016年(平成28年)
第6地区共同宣教司牧委員会の規約が改定されて、新体制は ① 全体会 ② 活動部門(典礼、宣教、福祉)③ 運営会(主任司祭、教会委員長、修道会代表者、3部門の代表)。
2017年(平成29年)
4月 和野信彦師離任、鵜飼好一師着任。
4月16日 箱根町強羅にあったカトリック箱根教会の閉鎖が決まり、小田原教会に統合される。
7月16日 カトリック箱根教会で、箱根共同体の最後となる感謝のミサが挙げられた。
10月 横浜教区神学生、ベトナム出身のドメニコ・タン・ホアン・フィーさん、小田原教会での実習が始まる。
2018年(平成30年)
聖コロンバン会 100周年
11月25日 聖コロンバン会100周年感謝ミサ。司式は聖コロンバン会テハン師。聖コロンバン会司牧時代の写真を展示。(小田原教会にて)
2019年(平成31年 令和元年)
小田原教会 創立140周年
6月16日 梅村司教を迎えて140周年感謝ミサ、祝賀会。記念行事として、教会の歴史写真集展示。昔の聖像聖具を展示。小田原教会だより140周年記念号の発行。関口フランスパンの記念品。小田原教会紹介リーフレットの改訂。

11月23~26日 教皇フランシスコ 日本訪問(長崎、広島、東京)
「すべてのいのちを守るため」という強い想いを込めて、教皇フランシスコが訪日。
11月25日 38年ぶりとなるローマ教皇の東京ドームミサには5万人が集まり、小田原教会と真鶴教会から88名が合同参加。他にも個人参加者が多数。

日本では、教皇フランシスコの想いに応えて、毎年9月1日から10月4日(アシジの聖フランシスコの記念日)までを「すべてのいのちを守るための月間」と定めて、いのちを大切にする祈りと行動を起こす取り組みが始まる。
12月 新型コロナウイルス感染症 発生(アウトブレイク)。
2020年(令和2年)
3月 新型コロナウイルス感染症 世界中に拡散して、WHO(世界保健機構)感染爆発(パンデミック)宣言。
4月16日~5月25日 日本でも新型コロナウイルス感染症が拡大、政府は全国緊急事態宣言を発令。小田原教会は主日のミサを非公開(信徒のミサ参列中止)。
6月 参列者の人数制限などの感染症対策を徹底して、主日のミサが再開される。
2021年(令和3年)
4月 鵜飼好一師離任、宮内毅師着任。
10月 小田原教会ウェブサイト、リニューアル公開。